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決算概況・業績予想

エディタV2

2025年度第1四半期 決算概況・業績予想

IFRS

2025年度第1四半期 修正純利益*1実績と2025年度通期 修正純利益見通し

  • 損害保険事業においては自動車保険の損害額が減少したことなどにより、2025年度第1四半期の連結修正純利益は203億円(前年同期比+3億円)となりました。
  • 生命保険事業では、金利上昇に伴い大量解約リスク*2に備えるリスク調整*3が増加したことなどにより減益となりました。
  • 7月末までの金利上昇を受けて、大量解約リスクの増加に伴う会計上の負債計上を織り込み、修正純利益の2025年度通期業績見通しを1,075億円から980億円へ下方修正しました。

2025年度第1四半期 決算概況・業績予想のグラフ

2025年度見通し 2025年度第1四半期実績 進捗率
修正純利益 980億円 203億円 20.8%
*1 当期純利益-調整項目
※調整項目 ソニー生命: ①投資損益のうち変額保険関連損益注1・為替差額(除くヘッジコスト相当分等注2)、②保険金融損益のうち変額保険関連 損益注3・為替差額、③有価証券の売却損益、④その他一過性の損益
 注1:変額保険・変額個人年金保険見合いで有する、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産から生じるもの
 注2:ヘッジポジションを保持するために必要な取引手数料・マージンコスト。純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定(FVO指定)した債券から生じる当期の経過利息(期首金利に基づく)を含む
 注3:変額保険・変額個人年金保険に係る基礎となる項目の変動ならびに金利およびその他金融リスクの変動による影響
SFGI、ソニー損保、ソニー銀行、その他子会社:一過性の損益
*2 全保有保険契約の3割が一度に解約された場合に失われる保有契約の経済的価値(保険負債と解約返戻金との差額)を見積もったもの
*3 非金融リスクに係るリスク調整。保険契約キャッシュ・フローの不確実性への備えとして計上される負債であり、時間経過に伴い収益に計上される。大量解約リスクは非金融リスクに係るリスク調整の一部
 
 

J-GAAP

経営成績等の概況

当第1四半期連結累計期間における経常収益は、損害保険事業及び銀行事業において増加したものの、生命保険事業において減少した結果、 7,324億円(前年度比19.4%減)となりました。経常損益は、損害保険事業において増益となったものの、生命保険事業及び銀行事業において減益となった結果、586億円の損失(前年同期は154億円の経常損失)となりました。 親会社株主に帰属する四半期純損益は、435億円の損失(前年同期は122億円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

財政状態の概況

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、23兆4,845億円(前年度末比0.5%増)となりました。主な勘定残高は、国債を中心とした有価証券が17兆7,806億円(同1.4%増)、貸出金が3兆8,990億円(同0.0%増)であります。 負債の部合計は、22兆8,547億円(同0.7%増)となりました。主な勘定残高は、保険契約準備金が16兆854億円 (同1.6%増)、預金が4兆2,677億円(同0.6%増)であります。 純資産の部合計は、6,298億円(同6.0%減)となりました。純資産の部のうち、その他有価証券評価差額金は、 △693億円(同37億円増)となりました。

今後の見通し

2025年度見通し 2025年度第1四半期実績 進捗率
経常利益 1,220億円 △586億円 -
親会社株主に帰属する当期(四半期)純利益 820億円 △435億円 -
1株当たり当期(四半期)純利益 11円47銭 △6円10銭 -