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なぜ、ソニーが金融事業を始めたのか?

始まりは「ソニーに金融機関を持ちたい」
という創業者の夢

ソニー創業者のひとりである盛田昭夫は、会社設立から10年ほど経った1950年代後半、トランジスタラジオの販売拠点をつくるためにシカゴを訪れました。そこでシカゴの街にそびえ立つ巨大なビルが、当時アメリカ最大の生命保険会社のものだと知り衝撃を受けました。これが「ソニーグループに金融を持ちたい。そしていつか、立派な自社ビルを建てたい」という夢の発端になったと言われています。そこには、お客さまの満たされないニーズや社会の課題を自ら解決しようという、起業家精神がありました。こうした、「人のやらないことをやる」というソニースピリットは次の世代へと受け継がれ、金融自由化や規制緩和の機を捉えながら、既存の枠にとらわれない新たな金融事業を生み出すことになります。

ヒストリー

1979「ソニー生命」設立
日本の生命保険業界に新風を巻き起こすべく誕生した「ライフプランナー」

  • 一人ひとりのお客さまに合わせたオーダーメイドの生命保険を高度なコンサルティングにより提供するという、独自のビジネスモデルを生み出しました。
  • 以来、「ライフプランナー」がお客さまの「人生の伴走者」として信頼を積み重ね、ソニー生命は着実に成長しています。

1999「ソニー損保」営業開始
「お客さまとダイレクトにつながる」 損害保険の新たなビジネスモデルへの挑戦

  • 1990年代後半、金融ビックバンと呼ばれる規制緩和により市場の自由化が進み、ソニー損保は、代理店を通さずインターネットや電話でお客さまが自動車保険を直接申し込むことができる新たな事業を開始しました。
  • ダイレクト自動車保険において圧倒的なシェアを誇るリーディングカンパニーへと成長を遂げています。

2001「ソニー銀行」営業開始
時間や空間の制約から銀行取引を解き放つ

  • インターネットを通じて、銀行へ行かなくともお借り入れが可能な住宅ローンなどの画期的な商品・サービスを、いち早く世に送り出しました。
  • 自宅に居ながらにして割安なコストで取り引きできる外貨預金の残高は、メガバンクに次ぐ規模にまで成長しています。

2004「ソニーフィナンシャルホールディングス(株)(現 ソニーフィナンシャルグループ(株))」設立

  • 日本で初めて保険会社と銀行を傘下に持つ金融持株会社として設立されました。
        

2014「ソニー・ライフケア」設立

  • 生保・損保・銀行の3事業に次ぐ「第4の柱」として介護事業を展開しています。

2018「ソニーフィナンシャルベンチャーズ」設立

  • フィンテックなどの分野に強みを持つベンチャー企業への投資を行う投資子会社として設立されました。

2020ソニー(株)(現 ソニーグループ(株))、「ソニーフィナンシャルホールディングス(株)(現 ソニーフィナンシャルグループ(株))」を完全子会社化

  • 2021年、社名を「ソニーフィナンシャルグループ(株)」に変更しました。

ソニーフィナンシャルグループはこれからも金融を変えていく

  • 盛田の夢から約60年が経った現在、ソニーフィナンシャルグループが展開する金融事業は、ソニーグループの主要6事業の一つに位置付けられています。
  • これからもソニースピリットを受け継ぐ金融業界のチャレンジャーとして、そしてイノベーターとして、業界の概念を打ち破る付加価値の高い商品・サービスを提供してまいります。
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