地域・社会への取組み
事業や社会貢献活動を通じて、持続可能な社会・環境の実現に貢献できるよう取組んでいます。
ライフプランニング授業
ソニー生命では2006年度より、ライフプランナーが講師となり、全国の生徒・学生を対象としたライフプランニングの体験授業を実施しています。これは、ライフプランニングを通じて、人生を計画的に生きることや、夢に向かって努力することの大切さを感じてもらうことを目的としたものです。
このプログラムは、高校の先生から「ライフプランニングを活かし、子どもたちが将来の目標を持つきっかけにしたい」というご意見をいただいたことから始まりました。授業では体験プログラムとして、これから先の長い人生における自分の夢やありたい姿を描いてもらい、描いた人生で必要となる資金などに関して講師であるライフプランナーがアドバイスを行い、経済的な観点からライフプランを検証できるようにサポートします。
ライフプランニング授業を受けた生徒からは、「努力や工夫によって、夢が実現できる気がしてきた」「将来の生活や職業について、どうしたいのか考えるきっかけになった」「親が生活費や教育費をやりくりしていることを実感し、感謝の気持ちが生まれた」などの感想をいただきます。
人生とお金について考える機会を提供することで、自分らしい人生の選択ができる次世代がひとりでも多く育ってほしいと考えています。
ソニー生命ボランティア有志の会
ソニー生命では「One Love One Trust(ひとつの愛がひとつの信頼を生む)」を合言葉に、多くの社員がボランティア活動の価値を見出して社会に貢献しており、そのような企業文化が根付いています。阪神・淡路大震災をきっかけとして発足した「ソニー生命ボランティア有志の会」は社員の募金によって運営されており、社員一人ひとりが運営主体となって幅広い活動を行っています。

スペシャルオリンピックス日本への支援活動
ソニー生命は、ひとりでも多くの知的障がいのある方々の自立と社会参加をサポートし、多様性を認め合う優しい社会の形成に寄与していきたいという思いのもと、スペシャルオリンピックス日本を支援しています。夏冬それぞれ4年に1回開催されるナショナルゲーム(全国大会)には、毎回全国各地から大勢の社員がボランティアスタッフとして参加し、選手団のアシスタントや、会場の案内・誘導などさまざまな役割を担当し、支援企業の中でも最大規模の支援を行っています。2023年11月に開催された「2024年第8回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲーム(フロア競技)」には、延べ約140名の社員がボランティアスタッフとして参加しました。大会期間中は主に、選手のサポートや、競技の運営、会場整備などのボランティアを行い、選手とともに大会を盛り上げました。
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会場へ到着したアスリートを 拍手とハイタッチで迎えるボランティア |
競技関係の準備、進行、記録等の サポートを行うボランティア |
公益財団法人 スペシャルオリンピックス日本
スペシャルオリンピックスとは、知的障がいのある方々に年間を通じて日常的なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。日本においては「公益財団法人 スペシャルオリンピックス日本」が国内本部組織としてその活動を行っています。
リレー・フォー・ライフ

チームリレーに参加した社員の様子
リレー・フォー・ライフとは、がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指して1年間を通じて取り組むチャリティ活動です。現在、世界34ヵ国、日本では50ヵ所の地域で活動を行っています。ソニー生命社員は、2007年に芦屋市で開催された大会から、ソニー生命チームとして参加しています。リレーイベントでは、会場運営サポートのほか、がん患者さんやそのご家族とともに会場内を歩き続け、がんへの理解とがん征圧への想いを深めています。
ソニー生命は、がんを恐れない社会、ともに生きていく社会を目指し、積極的な支援を行っていきます。
マッチングギフト制度
ソニー銀行は、社員が休日などを利用して行ったボランティア時間数に応じて、ボランティア団体に寄付を行う「マッチングギフト制度」を導入しています。また、東京都千代田区のボランティアセンターに加盟し、社員一人ひとりのボランティア活動をサポートしています。