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ソニーフィナンシャルグループ
株式会社
代表執行役 社長 CEO
遠藤 俊英

ソニーフィナンシャルグループ(ソニーFG)は従来の業界慣習にとらわれず、お客さまを第一とした独自のビジネスモデルを通じ成長してまいりました。グループのコアであるソニー生命は1979年の創業以来、商品本位の販売ではなく、コンサルティングに基づくカスタムメイドな保険商品の提供により、お客さまに新たな価値を提供し、業界に新風を巻き起こしてきました。20年後に設立されたソニー損保では本邦初のインターネットチャネルを通じたダイナミックプライシングの導入、ソニー銀行では契約の完全ペーパレス化など、それぞれの事業で独自のビジネスモデルを築くことに成功し、その時代の新たな価値を創造してきています。今日では介護やベンチャーキャピタルまで包摂する金融グループを築いており、この度、ソニーグループからのパーシャル・スピンオフと、それに伴っての上場という、“第二の創業”とも言うべき重要な時期を迎えました。

「感動できる人生を、いっしょに。」
ソニーFGの“第二の創業”の旗印とすべく、新たに掲げたこのビジョンは、ソニーグループの重要なキーワードである「感動」を引き継ぐとともに、「人を支える」事業を担うソニーFGとして、お客さまの“自分らしい人生”に伴走し続けていくという想いが込められています。ソニーFGでは、生きる土台である“健康寿命”と、経済的な健全性である“資産寿命”に加えて、「自分らしく生きる」ことを“感動寿命”と定義しています。お客さまの3つの寿命に寄り添い、人生における楽しさと不安の両面を支える存在であり続けることで、持続的な企業価値の向上に繋げていきます。

中期経営計画の1年目である2024年度については、ソニーFGの利益の大部分を占めるソニー生命の財務の健全性と市場環境変化への耐性を増大させるため、痛みを伴う施策をスタートさせました。2026年度までの中期経営計画期間中は、中間折り返し時点となる2025年9月末に上場を予定しており、引き続き抜本的な施策を継続しながらも、他方で安定的なキャッシュフローの創出と積極的な株主還元を行っていきます。結果として、ソニー生命のポートフォリオの再構築と安定的な利益を創出し続ける経営戦略態勢を構築し、“第二の創業”にふさわしい姿を実現していきます。

ソニーFGの更なる成長にとって不可欠なソニーグループとの連携強化の方向性は、ブランドとテクノロジーの二つが軸となります。パーシャル・スピンオフ以降も、ソニーブランドの継続使用が可能であり、ソニーグループの強みであるエンタテインメント分野や技術を活用し、事業間連携を進めます。その上で、2030年を見据えてはM&Aも含む成長投資を加速させ、新しい市場の開拓、新しい金融サービスの創出にチャレンジしてまいります。

ソニーFGが株主や幅広いステークホルダーの皆さまに真に評価していただけるような金融サービス企業となれるように全力を尽くしてまいります。これからも、皆さまのご理解とより一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

ソニーフィナンシャルグループ株式会社
代表執行役 社長 CEO

遠藤 俊英

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