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サステナビリティの活動事例
― ソニー銀行 ―

「応援投資」で地域社会を元気に
Sony Bank GATE

株式会社能作の本社

「“挑戦者を応援する文化を創りだす”ことに貢献し、世の中を変える企業を社会に送り出したい」

そんな想いを胸に私たちソニー銀行は、2017年に投資型クラウドファンディング Sony Bank GATE を立ち上げました。

「顔の見えるあたらしい形の資産運用」×「挑戦企業への共感・応援」をコンセプトに、応援したい個人のお客さまと挑戦する企業とをつなぐプラットフォームを国内銀行で初めて創設し、その中で私たちは、挑戦企業の取組みに込められた想いやストーリーを世の中に伝えることに拘ってきました。

この想いは、情報発信力に課題を抱えた地方を中心とした企業による Sony Bank GATE の活用につながり、個人の支援者や挑戦企業の想いが通じ合い、通常の金融商品という枠組みを超えた関係性が生まれはじめました。私たちは Sony Bank GATE を通じて、個人のお客さま、挑戦企業、私たちのそれぞれの想いを重ね合わせ、より良い社会を共に創りあげていきたいと考えています。

ソニー銀行の Sony Bank GATE 担当メンバー

今回はその中から、ある地域でのストーリーをひとつご紹介します。

古くから高岡銅器に代表される鋳物のまちとして栄えた富山県高岡市。戦後、高度経済成長期以降安価な大量生産品の流入や後継者不足などにより業界が縮小傾向にありますが、近年は伝統を守りつつ新しい価値を創造する取組みが進められています。その取組みの数々を知ったソニー銀行の担当者は、高岡市内の企業の挑戦を Sony Bank GATE を通じてより多くの人々に伝えたいと強く想い、市内企業とコミュニケーションを開始します。

そこで出会ったのが、「地域の価値を世界につなぐ」をビジョンに、金属商社の枠を超えてソーシャルビジネスに取り組まれているホクセイプロダクツ株式会社の皆さんです。日本の伝統工芸品の輸出や海外の生活雑貨・クラフト製品の輸入にとどまらず、国内外の展示会サポートや購入サポートなど幅広い活動を通じて社会課題解決の一助となることを目指しているなかで、自社の取組みへの評価を測る施策のひとつとして Sony Bank GATE をご利用いただきました。そして、地域の価値を世界に繋ぎ社会課題を解決するビジネスのストーリーを発信した結果、募集金額1,000万円は即日完売。支援者の皆さまから多数の応援コメントが寄せられたことで「社員が自社の事業の強みを再認識し誇りを持つことができた(同社代表取締役社長冨田昇太郎氏)」と効果を実感され、ソニー銀行の担当者は、「一人ひとりの想いを乗せた出資によって挑戦企業のエネルギーとなることができる Sony Bank GATE の価値を更に高めていきたい」と決意をあらたにします。

ホクセイプロダクツ株式会社の米国への輸出商品

Sony Bank GATE の効果を実感いただいたホクセイプロダクツ社長の冨田氏には「こういった体験を地域の他の企業にも広めたい」と、高岡商工会議所の専務理事西田隆文氏をご紹介いただき、日本の伝統産業を牽引する株式会社能作の皆さん、そして、革新的な着色技法であらたな伝統工芸の世界を目指す有限会社モメンタムファクトリー・Oriiの皆さんにも Sony Bank GATE をご利用いただくに至りました。

有限会社モメンタムファクトリー・Oriiの製品例

株式会社能作では、2017年に開始した観光産業事業の更なる発展による高岡地域の活性化を目指しており、Sony Bank GATE によって同事業と高岡地域の認知度が向上することを期待されて、ご活用いただきました。結果、本社屋への来場者数は増加し、高岡市や近隣地区の周遊人口増加のひとつのきっかけとなった可能性はあるとのお話をいただきました。また、ソニー銀行が「 Sony Bank GATE 50ファンド達成&募集総額10億円突破」を記念したコンテンツをソニー銀行のブログにて制作・配信した際、同社代表取締役会長の能作克治氏より、「今後も新しいことを体感し、失敗を恐れず何も挑戦しないことを最大の悪として、活動していきたい。」とのコメントを寄せていただきました。株式会社能作の姿勢に感銘を受けたソニー銀行の担当者は、前例に囚われず挑戦し続けることの大切さをあらためて学び、それまで Sony Bank GATE では採り上げる機会が少なかった伝統産業に携わる企業の皆さんとの接点を強化。以降、全国各地で奮闘する伝統産業分野の企業の皆さんを世の中に紹介していくことになります。

ソニー銀行は現在も、株式会社能作をはじめとする、高岡市の挑戦企業とはコミュニケーションを続けており、さらにはソーシャルグッドな取組みを行うあらたなる挑戦企業を日々探し続けています。

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