9日の日本株式市場は、日経平均株価が4営業日ぶりに反発し65,416.63円(+2.17%)で引けた。8日の米国市場でハイテク株が反発したことに加え、前日の大幅安を受けた自律反発狙いの買いが相場を支えた。セクター別には指数寄与度の高い半導体株が大きく買われたほか、日銀の利上げが決定的となったとの報道を受けて、銀行・保険株が堅調だった。9日の米国市場は、ダウ工業株30種が上昇、ナスダック総合指数とS&P500種は反落して引けた。8日に伝わったイスラエルとイランの停戦を受けて投資家心理は改善に向かっていたが、ホルムズ海峡での米軍ヘリ撃墜とトランプ大統領の報復意向が伝わると市場は軟調になり、ハイテク株を中心に値を下げた。今週は5月の消費者物価指数発表や超大型の新規株式公開を控え、投資家が手元の持ち高を調整する動きもあるとみられる。10日の日本市場は、反落で始まる見込み。ホルムズ海峡の緊張が再び高まっており、指数寄与度の高い半導体銘柄を中心に売りが先行するだろう。(鈴木)