29日のドル円相場は方向感に乏しい展開。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡むドル売りで一時159円10銭付近まで値を下げる場面も見られたが、下げ一巡後は下げ幅を圧縮。1日を通し、米国とイランの和平協議について期待と不安が交錯する中で159円台前半でのもみ合いが続いた。なおこの日、トランプ大統領は2時間にわたって米国・イランの戦闘終結に向けた最終決定のための会合を実施したが、決定には至らなかった。さらに週末、イランと米国が暫定合意したと報じられた覚書について、トランプ大統領が核開発やホルムズ海峡についての点で複数箇所の修正を要求したと報じられており、引き続き目立った進展はなかった。関連報道に神経質な相場は続く公算だ。なお、本日は米国で5月ISM製造業景況指数の発表や、パウエルFRB理事の発言機会が予定されている。(石川)
本日の予想レンジ: 158.70‐159.80円