28日の日本株式市場は、日経平均株価が反落し-0.47%の64,693.12円で引けた。中東での和平交渉の行方に不透明感の残る中で、散発的な攻撃が報じられたことが投資家心理を冷やし、売りが先行。AI・半導体関連銘柄を中心に値を下げたほか、代表的な株価指数の構成銘柄入れ替えを29日に控え、影響を回避しようとする売りが重なった。28日の米国市場は主要3指標が連日の最高値更新。イランとの60日間の停戦延長やホルムズ海峡の通航開放などの具体的内容とともに、「トランプ大統領の最終承認待ち」とされた報道を好感した。米・イラン双方は公式には否定したが、合意が近いとの観測で買いが先行したもよう。同日発表された4月PCEデフレーターと1~3月GDP改定値はともに売り材料となり得る結果だったが、市場はこれも消化して値を伸ばす結果となった。29日の日本市場は反発から始まる公算。日経平均先物の夜間取引(大阪・6月限物)も前営業日比+1,240円(+1.92%)を見込むが、中東情勢の関連報道が値を大きく動かしうる。(鈴木)