30日のドル円は急落。前日からのドル高・円安の流れを引き継ぎ、ドル円は日本時間に一時160円72銭まで上昇した。ただ、その後片山財務相が「断固たる措置を取るタイミングが近づいている」「外出の時もお休みの時もスマホを離さずに」と、これまでで最も強い言葉で介入を示唆し、続いて三村財務官も「最後の退避勧告として申し上げる」と述べたことをきっかけに、円が急騰。一時155円57銭まで急激な円高が進行した。日経新聞の政府関係者への取材によれば、実弾介入も実施されたという。その後は米国の新規失業保険申請件数が1969年以来の低水準となったことなども追い風に、やや持ち直しの動きも見られているが、上値は重い。本日のドル円は、引き続き上値の重い展開が予想される。週末を控え、多くの国でメーデーの祝日ともなる中、方向感の出にくい展開となりそうだ。なお、本日は米国の4月ISM製造業景況指数の発表が予定されている。
本日の予想レンジ:156.00-157.30円