11日のドル円相場は下落。アジア市場中も前日の弱い米小売売上高を受けたドル売りの流れや、高市政権が財政規律に配慮した政策運営を行う、との観測の中で円買いも入り、ドル円は下値を切り下げる展開となった。152円70銭台では一旦下げ渋り、米国の1月雇用統計が市場予想よりも強い結果になると瞬間的に反発する様子も見られたが、米景気の下振れ警戒感が根強い中ですぐに反落。NY市場終盤にかけ、152円50銭台の安値を付けた。なお、クロス円は全般的に円高が強く影響し、軟調。本日の米国では新規失業保険申請件数及び1月中古住宅販売件数の発表が予定されている。足下の地合いでは、弱い結果の場合はドル売り継続要因として見なされる可能性がある。ただ、翌13日に1月消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、市場予想と同水準かそれより強い結果であれば反応は限られそうだ。(石川)
本日の予想レンジ: 152.20‐154.00円