21日のドル円は上昇。新規失業保険申請件数等、弱い米指標を受けて下押しする場面も見られたが、8月米PMIが予想を上回る強い結果となったことを受け、為替市場ではドル買いが優勢に。12日以来のドル高・円安水準となった。本日は、日本時間の夜に予定されているジャクソンホール・シンポジウムにおけるパウエル米連邦準備理事会(FRB)の発言に全世界の注目が集まる。9月の利下げ期待は足元で7~8割程度と一時と比較するとやや後退しており、利下げを示唆する発言があれば、ドル売りが強まる公算。なお、今朝方発表された日本の7月消費者物価指数(CPI)は、市場予想とほぼ一致した。(森本)
本日の予想レンジ:147.30-149.30円