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Daily Market Report(日次)
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ソニーフィナンシャルグループ(株) Daily Market Report

issue date 2025年06月16日

ソニーフィナンシャル
グループ(株)
金融市場調査部

中東情勢とG7睨み

為替

13日のドル円は上昇。イスラエルのイラン攻撃を受けたリスク回避の動きで一時142円80銭前後まで値を下げるも、その後は有事のドル買い優勢に転換。ただ、米国の株安が重石となり、NY市場終盤にかけて上げ幅を縮小した。週末の間にイランもイスラエルに報復し、イスラエルのイラン攻撃はガス施設や石油関連施設に及んでおり、中東情勢には激化懸念が強い中、ドル円相場は朝からやや有事のドル買い優勢の展開。本日は引き続き中東情勢に関する続報、そしてG7サミットに集まる各国首脳の発言に注目だ。ヘッドラインに振らされる相場になるとみる。なお、本日は中国の5月鉱工業生産及び小売売上高、米国の6月NY連銀製造業景気指数の発表の他、欧州の要人発言が複数予定されている。(石川)

本日の予想レンジ:143.20‐145.50円

株式

13日の米国株式市場は、主要3指標とも下落。イスラエルのイラン空爆によりリスク回避の動きが強まって、株価は下落。特に航空株等の下落が目立った。原油価格が高騰したことでエネルギー株は持ち直したが、全体としてはリスクオフの動きが勝り、株価は弱い動きとなった。本日の日本株式市場も、米国株下落と原油高が嫌気されて売りが先行しそうだ。(宮嶋)

債券

13日の米国債券市場では長期金利は上昇。イラン・イスラエルの情勢悪化を受けて質への逃避が起こって金利が低下するかのように見えたが、原油価格の急騰によって早期利下げ観測が後退し、金利が上昇。本日の日本債券市場では、原油価格高騰が意識されて債券安となりそうだ。第一の力によるインフレ予想の高まりへの懸念や、原油価格上昇は政府の物価高対策の拡充観測にもつながり、財政出動増によって債券安が意識されるというパスもあるだろう。(宮嶋)