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若い世代に「自分らしく生きる」ための
ヒントを提供
~「職業別人生投資バラエティ」配信スタート!
2024年11月28日
グループ
ソニーフィナンシャルグループ(以下SFGI)は、ソニー・ミュージックソリューションズ(以下SMS)と制作した金融エデュテインメント*動画「~お客さん、お仕事はなんですか?~ジョブタク」の配信を、11月6日からSFGI公式YouTubeチャンネルにて開始しました。
*エデュテインメント:Education(教育)とEntertainment(娯楽、エンタテインメント)を掛け合わせた造語。
SFGI公式YouTubeチャンネルURL
https://www.youtube.com/@JobtakubySonyFinancialGP
ソニーグループの金融持株会社であるSFGIがなぜ動画配信をスタートさせたのか、また、普段は音楽関連の番組を手掛けているSMSと、若い世代に向けた「金融教育」を目的とした動画をどのようにつくっていったのか、両社の担当者に話を聞きました。
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写真左/右から SFGI 成長戦略室 有田 圭輔、関根 百代、SMS メディアプラスカンパニー 放送メディア事業部 岡田 純明 |
タクシーを舞台に、「人生投資」についてあれこれ深掘りするトークバラエティ

─ まずは今回の動画がどんな内容なのかを簡単に教えてください。
有田:この動画では、さまざまな職業のゲストを招くのですが、その舞台は、動物の「バク」が運転手の「タクシー」です。サバサバとした性格で頼れる姐さんキャラ「バク美」が、乗客として乗り込んできたゲストに、運賃をいただく代わりに、今の職業に至るまでのお金や時間といった「人生投資」についてグイグイと深堀りするトークバラエティとなっています。大学職員を経て漫画家として活躍するあんじゅ先生を始め、AI研究者の今井 翔太さんなど、それぞれの領域で活躍されているゲストが、どのようにして今の仕事をするに至ったか、そして仕事にどのような楽しみを見出し、どのように臨まれているかなどを聞き出します。
─ 今回、なぜこうした動画を制作・配信するに至ったのですか?
有田:ソニーグループにおいて「人を支える」事業を担う私たちソニーフィナンシャルグループ(SFG)は、人生100年時代に自分らしく生きようとする人を支えるため、今回は特に、経済や社会などに漠然とした不安を抱える若い世代の皆さんに、進路・キャリア選択のヒントを提供したい、と考えました。
─ では主に見ていただきたいのは、高校生や大学生ということですね。
有田:そうですね。もともとソニー生命やソニー損保、ソニー銀行など、私たち金融グループのサービスを利用してくださっているお客さまはファミリー層が中心なんですが、今回は、若い世代の方々にもSFGの取り組みを広く知っていただきたい、というのが一つの背景です。
音楽番組を中心に制作するSMSにとっても新たなチャレンジだった動画制作

─ 普段は音楽番組を中心に作られているSMSにとって、今回の動画制作は難しいこともあったのではないですか?
岡田:そうですね。実は音楽番組を制作する時にはあまり経験がない、新しいチャレンジが盛りだくさんでした。当初、「とにかく動画を見てもらう」ためにアクセス数を稼げるタレントを起用してバラエティ的な要素を強くすることも考えたのですが、今回の企画の主旨を熱く語る有田さんや関根さんと話せば話すほど「…そうじゃないな」と思い知らされまして(笑)。また、金融グループが動画を発信するというと、NISAとは?のような金融商品の解説動画なのかとも思ったんですが、どうやらそれも違うんだな、と。じゃあいったいどんな動画を、とブレストする中で、「将来を考える時、一般的な企業の中で活躍するいわゆる『会社員』にどういう経緯でなったのか、普段何をしているのかって意外と知られていないのでは」という話が出たんです。サッカー選手、野球選手、タレント、モデルといったかけ離れた世界ではなく、自分たちの人生の「延長線上」にあるリアルな仕事が、具体的にどんなものかもわからないのではないかと。
有田:実際の高校生、大学生に話を聞きたいと思い、SFGI社員の家族にヒアリングに協力してもらったんですが、しっかりと夢を描いている人もいれば、まだまだ将来について漠然としているので、大学で何をしたいか探したい、という人も多かったんですね。
関根:ゲストの人選では、自分らしい人生を歩まれている方を軸に「もしかしたら手が届くかもしれない」「活躍されているけれど実は仕事の内容がよく分からない」など、親しみを持ちながらご視聴いただけるような「社会人」の方も意識しています。
金融から送る「ガチガチ」な企画をエンタテインメントで「柔らかく」翻訳

関根:私たちの思いをわかってほしいということもあって、こちらから送る資料が膨大になってしまいましたよね…。
岡田:実は少し驚きました(笑)、でも、「なるほど」と参考になることが多くて。
関根:すごいなと思ったのは、私たちから送った「ガチガチ」の企画がエンタテインメントの力で「柔らかく」翻訳されて戻ってくることです。「MCがバク?!舞台はタクシーの中?」と最初は驚きましたけど、バクは夢を食べるとされる動物ですし、タクシーの運転手さんとのやり取りは、面と向かった「インタビュー」よりも肩ひじを張らないテイストに仕上がって。こちらこそ「なるほど」の連続でした。
岡田:企画を詰めていく中で、「ああやはり、同じソニーの仲間なんだな」ということはとても感じました。こちらの伝えたことは面白がってくれますし、エンタテインメント的な提案にとても理解があって。また、とにかく有田さん、関根さんの動画制作にかける思いが本当に熱いんです。今までに経験がないほどの「キャッチボール」の数で、でもその分、一緒に作っている感を存分に味わっています。
初めて覗いた「ナレーション」や「人形づかい」のお仕事
有田:初めてのことだらけの中で特に印象的だったのが「ナレーション」と「人形づかい」の方たちの技のすばらしさでした。バク美のナレーションでは、「苦節」「挫折」といった言葉を「右折5年、左折することもあった」みたいに、さらりとタクシーに引っ掛けたコメントにしてくださるんですよ。
関根:「バク美」の動きを担当されている「人形づかい」のお二人も、ゲストのコメントを聞いて、その場でお二人が瞬発的に動きを決められていて。聞けばかなりのベテランの方で、バク美のキャラクターどおりに、とっさに生き生きとした動きをつけてくださるんです。
有田:なぜ「人形づかい」というお仕事に就かれることになったのか、「人生投資トークバラエティ」で聞いてみたい!と思うほどでした(笑)。
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グリーンバックで撮影したあと、80年代を思い起こすネオシティポップな背景を合成 |
SFGがコアコンセプトとして掲げる「感動寿命」を実現するきっかけやヒントに

─ 最後に担当者から伝えたいことがあればぜひお願いします。
有田:SFGがグループとして掲げるコアコンセプトの一つに「感動寿命」というものがあります。これは、「健康」「資産」に並んで、人生を彩るのにとても大切な「感動」を少しでも豊かに育んでいただきたい、そのために私たちグループは何ができるかを考えていく、というのものなんですが、今回の動画が、進路やキャリア選択を迫られる若い世代の方が自分らしく生きるためのヒントや気づきにつながり、「感動寿命」の実現に少しでも役立つなら、とてもうれしいです。
関根:高校生、大学生の皆さんに向けて作り始めたのですが、いざ仕上がってみると、私自身のような、「一度社会人になった」方にも見ていただきたいな、と思います。初めて社会人になる時って、「仕事」や「職業」について、実はよくわからない状態で社会に出ているのではないかと。社会人として数年過ごしたタイミングで改めて自分を振り返り、これからのキャリアを考えていくうえでのヒントにもなるかな、と思います。
有田:実際、第1回のゲストのあんじゅ先生は大学職員から漫画家に転身された方で、まるで畑違いのように見えますが、実は、大学職員の時に、大学への入学を希望する高校生の皆さんにわかりやすく伝える能力が鍛えられ、それが漫画で生かされている、というエピソードをいただいたんです。キャリアは、足し算、引き算ではなく、「掛け算」されていく、という考え方も大きなヒントになるのではないでしょうか。
岡田:制作側の人間ですが、まず私自身がすごく考えさせられました。「あれ、僕の人生ってどうだったんだっけ?」と。個人的にもとてもいい時間を過ごさせてもらっています。
有田:この動画シリーズは月に3~4本のペースで、さまざまな領域で活躍する方々が次々と登場します。「チャンネル登録」、お待ちしております!
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