28日のドル円は小幅高。リスクセンチメントがやや改善し、日欧株価が反発すると、為替市場においては円売りが優勢に。ただ、米国が感謝祭の祝日となる中、様子見ムードも強く、200日移動平均線の位置する152円ちょうど近辺では上値の重い展開となった。本日のドル円も、引き続き200日移動平均線がレジスタンスとなり、上値の重い展開となりそうだ。なお、今朝方発表された東京都区部の11月消費者物価指数(CPI)は、前年比+2.6%と市場予想(+2.2%)を大きく上回り、生鮮食品を除くコア指数も+2.2%と予想を上回った。結果を受けて市場では円買いが強まっており、12月日銀利上げへの期待もドル円の上値を抑える要因となりそうだ。(森本)
本日の予想レンジ:150.00-151.50円