ソニーフィナンシャルグループの事業戦略と株主還元方針
ソニーFGのグループ戦略の方向性
ソニーFGでは、これまで各事業がそれぞれに発揮してきたコアコンピタンス・機能を付加価値の伸びがグループ内で最も大きいソニー生命へ実質的に融合し、ソニー生命をコアとしたグループ一体での価値提供を目指していきます。
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中期経営計画の経営数値目標
現行中期経営計画の最終年度である2026年度の目標値として、修正純利益は1,250億円、修正ROEは10%以上を目指しています。
修正純利益・修正ROEともに、2026年度に向けては、ソニー生命における法人戦略強化等による成長を軸に、ソニー損保のコンバインド・レシオ改善、ソニー銀行のスプレッド拡大により成長を目指していきます。
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株主還元方針
株主還元の基本方針
- IFRS修正純利益x配当性向40~50%
- 1株当たり年間配当額の減額は原則行わず、安定的な配当の成長を目指す
- 資本水準と成長投資のバランスを考慮し、自己株式取得を実行
現金配当
- 2025年度末配当*1として250億円を予定
(年換算500億円相当)
- 2026年度以降は中間・期末の年2回配当を予定
自己株式取得
- 上場後から2027年3月末までの期間に、
1,000億円を目途に実行する計画*2
(上場後のソニーフィナンシャルグループ(株)株式の需給状況に対する影響の緩和及び資本効率の向上を図ることを目的とする)
*1:本スピンオフは2025年10月1日効力発生予定のため、2025年度は半期分の支払いを予定しています。
*2:投資機会や市場環境等により、上記の自己株式取得の一部又は全部が行われない可能性もあります。